フラメンコ教室でタンゴを習う
リズム(コンパス)や曲調によって種類分けできるフラメンコ。その中でも基本的な曲形式のひとつが、タンゴです。一般によく知られているアルゼンチンタンゴとは異なり、“南米から伝わったものがジプシー風に変えられた”、または“北アフリカのダンスが関連している”などいろいろな仮説があります。
こちらでは、魅力的なフラメンコのタンゴについてご紹介します。
タンゴの由来と歴史
フラメンコの基本的な形式のひとつであるタンゴは、スペイン各地の歌い手によって発展したといわれています。その起源ははっきりとはしていませんが、14世紀末にハバナからカディスに伝わった後、ジプシー風に変化していきました。ゆっくりとしたカディスのタンゴが変化を遂げ、タンゴ・デ・マラガと呼ばれる短調のタンゴが創られました。タラントス、ティエントス、タンギージョ、ファルーカ、タンゴ・デ・マラガ、ガロティン等は現在も舞踊レパートリーとして人気を得ています。
タンゴの特色
タンゴはマラガのタンゴ、カディスのタンゴ、ヘレスのタンゴ、セビージャのタンゴと主に4種類に分けられます。リズミカルな中にたっぷりとした深みと粋のある2拍子の強いアクセントの曲想は、今でも多くの歌い手が歌い継ぎ、元々踊られることのない曲が、現在の舞踊では人気のレパートリーとして取り入れられています。東みさをフラメンコスタジオCIBAYIでもレッスン曲として使用しています。
タンゴのステップ
タンゴに決まったメロディーはなく、2拍子系で1コンパス8拍で数え、1、5拍目にアクセントがあります。ゆっくりとした曲調から早いものまでリズムパターンは様々で、歌詞も発祥した地方の特色が出ています。振り子のように踊るのではなく、歌を聞いてたっぷりとしたリズムにのって粋に踊るのがタンゴの魅力でり特徴です。
東みさをフラメンコスタジオCIBAYIでは、短い歌を覚え、歌にパルマやハレオを入れたシンプルでフラメンコらしい振付を指導しています。初心者から楽しくフラメンコに触れられるレッスンを行っていますので、興味がある方はお気軽にお越しください。
フラメンコの情熱的で美しい動きは、すべて正しい姿勢と筋力からです。姿勢や呼吸法を重視し、体幹を意識することで、身体を支える体幹の筋肉が鍛えられます。普段の生活でも意識するようになるため、正しい姿勢を無理なくできるようになり、見た目も美しくなります。正しい姿勢は美しく見えるだけでなく、脂肪を燃焼させ、健康的な身体をつくるのでダイエットにもつながります。身体を動かすことは、ストレス発散にもなるのでおすすめです。
名古屋市近辺でフラメンコスタジオをお探しの方、体験レッスンをご希望の方は、金山総合駅北口より徒歩1分、知多半田より25分の位置にある「東みさをフラメンコスタジオCIBAYI」をご利用ください。